大阪府豊中市で整体・カイロの治療院をお探しなら腰痛・肩こり・自律神経失調症などの慢性痛の改善専門 創楽カイロ研究所
創楽カイロプラクティック研究所あなたらしい楽を創る |
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アレルギーとは?
そもそもアレルギーとは、『本来無害なものに対して、過剰な免疫反応が起こり、結果的に身体に危害を与えてしまう病態』のことで、免疫の異常反応や免疫の暴走などとも言われたりします。食物アレルギーや喘息そしてアトピー性皮膚炎なども全てアレルギーに含まれるのですが、アレルギーを理解して適切に対応するためには、免疫についての理解がどうしても必要になります。
免疫は、現在研究が進んでおりずいぶん色んなことが分かるようになってきましたが、まだはっきりと分かっていないことも多くあります。それゆえに、『不確実な情報に振り回されずに、極端なことをしない』ということを頭の片隅に覚えておいていただければと思います。
●アレルギー01●アレルギー02
●アレルギー03
食物アレルギー
食物アレルギーはなぜ起こるのか?
身体の免疫システムが体内に入ってきたある特定のタンパク質を異物だと判断して、過剰に反応するために起こるのが食物アレルギーです。(食物アレルギーの原因は、食べ物に含まれている特定のタンパク質ということになります。)
なぜ、本来害のないタンパク質を敵と勘違いするのかは、はっきりした原因は分かっていません。(※参考:砂糖や塩などは、タンパク質でないのでアレルギーを起こしません。)
なぜ多くの人は食物アレルギーを起こさないのか?
免疫反応やアレルギー反応の対象となるのは分子量5000以上の分子であり、主にタンパク質であることが分かってきています。多くの人がタンパク質に対してアレルギー反応を起こさない理由は、胃腸でタンパク質などの分子量5000以上の大きな分子は消化され、免疫システムが作動しないためであると考えられています。(※乳幼児に食物アレルギーが多いのは、消化能力が未熟であり多くのタンパク質が血液中に入るためと考えられています。)
(食物)アレルギーに限らず、ガンや病気に関しても『腸をきれいにすれば病気は治る』とうい内容の書籍や情報が多く出回っているのも、免疫システムにおいて小腸や大腸が大きく関係しているためです。
食物アレルギーの対策
大人の食物アレルギー対策としては、アレルギーの原因となる食物をとらないように気を付けるというのが基本になります。
当研究所でも内臓や腸への施術として腸もみや腸マッサージなども取り入れながら、免疫システムを改善する対応を行っています。また、腸内細菌のバランスを整えることを含めた生活習慣を見直しながら、一緒に免疫力を高める取り組みを進めています。
子どもの食物アレルギー
子どもの食物アレルギーは自然と改善する
食物アレルギーだけではなく、若い世代にアレルギー体質が増加しており都市部の20代の約9割がアレルギー予備軍とさえ言われています。(実際に、当研究所を利用されている産後のお母さんや主婦の方から子どもの食物アレルギーのことを聞く機会も確かに増えているように思います。)
食物アレルギーのところでも紹介しましたが、乳幼児に食物アレルギーが多い原因は、乳幼児の腸が十分に発達しておらず、体内に入ってきたタンパク質を十分に消化分解できないためと考えら得ています。
成長して消化能力が改善するとともに、8歳までに約9割の子どもの食物アレルギーが改善されると報告されています。それゆえ、たとえ今子どもが食物アレルギーで大変だったとしても、深刻に考え過ぎないということはとても大切です。
子どもの食物アレルギーの対策
子どもの食物アレルギーが増加しているということを心配して、妊娠期間中や産後に食物除去に取組まれている方も多いかと思います。しかし、妊娠中や授乳中から卵や牛乳などの食物アレルゲンの除去は、食物アレルギーやアトピ―性皮膚炎を含めた子どもの将来のアレルギー疾患予防に対しては無効であるということを多くの研究結果が明らかにしています。
乳幼児の食物アレルギーの原因が消化能力の未発達であるとするならば、その対策は早期の離乳食の導入を見直し、母乳育児を大切にし、子どもの腸を冷やさず手当てやマッサージなどの刺激を利用して腸の発達を促すことなどです。
母乳育児に関して、おっぱいが出ない/出にくいなどの理由からあきらめているお母さん方も多いかと思います。しかし、
- 自分の首や肩の筋肉が硬くなっていないか?
- 体がずっと緊張しっぱなしになっていないか?
(要するに普段からリラックスを感じられる体であるかどうか)
この2点を再確認してみてください。
当研究所は、助産院ではありませんので母乳マッサージなどは行っておりませんが、首と肩の筋肉をゆるめることを通じて授乳をしやすくすることで産後のお母さんに喜んでいただいています。(※豊中近辺で母乳マッサージを希望される方は、『つくし助産所』の柄山先生に相談をしてみるのも良いかもしれません。)
花粉症の対処法
花粉症を改善させるためには?
花粉症をはじめとし、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ぜんそくなどのアレルギー疾患を発症しやすいアレルギー体質(※専門用語を使うと白血球の中のリンパ球の2型ヘルパーT細胞が増えた状態)の人が増加しているのは先程お伝えしたとおりです。
統計データの読み方には充分注意が必要ですが、2003年には現在の国立成育医療研究センター研究所などの調査により都市部の20代前半学生の約9割がアレルギー予備軍であるというような調査結果も出ています。不安を煽ることには注意が必要ですが、突然花粉症が発症して驚いたという経験をお持ちの方も多いように、普段からある程度注意をしておかないと、誰でもアレルギー疾患がストレスやなにかのきっかけで引き起こされる可能性は十分あることは、しっかりと認識をしておかなくてはいけません。まさに何ごとも油断大敵なのです。
しかし、残念なことに現在一般的に行われている治療や薬のほとんどは症状を一時的に抑える対処療法であり、結論から言えば、体質改善以外には根本的な解決には至らないようです。(※体質改善については、『こちら』)
とは言っても、まず花粉症のその症状を何とかしなければという想いがあるかと思います。そんな時には、かぜの初期消火と同じ考え方で、自分の体にあった薬を把握して、早め早めに症状を抑える努力をすることが大切です。
次は、『アレルギー02(アトピー性皮膚炎)』へお進み下さい。