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自律神経失調症やうつ病の場合

自律神経失調症やうつ病でお困りの方へ

  • 『慢性的な疲れを感じていて、どうも体調がすっきりしない。』
  • 『やる気が起こらず、気分が落ち込んだり、すぐ不安を感じてしまう。』
  • 『肩こりや頭痛になるとイライラしてしまう。』
  • 『ストレスを感じると胃腸の具合が悪くなってしまう。』
  • 『安定剤などの薬をなんとなく手放せずにいる。』

 などの症状でお困りではありませんか?
 あなたと同じような自律神経失調症やうつ症状でお困りの方が、当研究所をご利用いただき、自分の身体とココロの状態管理を始めることにより、症状の改善を実感されるようになられています。

 うつ病に限らず、症状がひどい場合には、病院や薬なども利用しながら、症状の改善をしっかりと見守ってくれるあなた専属のサポーターを見つけて取組まれることがおすすめです。

 自律神経失調症やうつ病の根本解決には、ある程度時間をかけてしっかりと取組む覚悟も必要です。病院不信や薬の拒絶、ドクターショッピングを繰り返しているうちに時間だけが過ぎてしまい、症状がどんどん悪化してしまうということだけは避けなくてはなりません。

 そうは言っても、自分と相性が良いかどうかは実際に施術とサポートを受けてみたいというのも当然の希望だと思います。当研究所には『返金保証』や期間限定の『体験施術』、そして、定期メンテナンスとして継続的に利用できるための『身体とココロの調子が良くなるコース』などもあるので安心して最初の一歩を踏み出していただけるようにしています。これらを積極的に活用して、本当の自分らしさを取り戻すための行動を開始してみてください。

 ここでは、自律神経失調症やうつ病に対する創楽カイロ研究所の基本的な考え方や施術方法についてご紹介させていただきます。自律神経失調症とうつ病では、その原因や症状も異なるために、実際の施術方法や進め方は異なりますが、脳や神経と深く関係する症状の基本的な理解や対応のヒントにしていただければ幸いです。

■自律神経失調症とうつ病について01
■自律神経失調症とうつ病について02
■自律神経失調症とうつ病について03

自律神経失調症やうつ病の症状は体の正常な反応?

 人間の身体に限らず、自然は実に良くできています。例えば・・・

  • 風邪を引いた時に熱が出るのは、免疫力を高めてウイルスを殺すため
  • (ウイルス性の)下痢になるのは、不必要な細菌やウイルスを腸から排出するため
  • (高齢者が)高血圧になるのは、血流を良くして脳梗塞にならないため

と言ったように、挙げ始めるときりがありませんが、身体は無駄なことや不要な反応は基本的には起こさないのです。
 一見不快で不必要と思われるような私たちの身体の反応にも、『生存する』という生物の視点から見ると全て何らかの意味があるのです。

 『痛み』が身体からのメッセージと言われるように、自律神経失調症やうつ病の症状も生存するために、何かがおかしいことを気付かせるための、そして、何かを変える必要があることを教えてくれるための体の正常な反応なのです。

自律神経失調症やうつ病の症状も身体からのメッセージです  大切なことなので、もう一度だけ繰り返しますが、私たちの身体をはじめとする自然の仕組みは本当に上手く出来ています。無駄なことは何一つ無いのです。身体の声を大切に、そして、神様から授かった命と身体を大切にしてあげて下さい。

 病院やカウンセリング、そして薬などでは症状の改善が見られていない方や薬を利用し続けることが不安な方は、身体からの刺激や手当てを含めた『体とココロを全体的に取り扱うような対応方法』について一度検討してみて下さい。

自律神経失調症、うつ病の症状とそのメカニズム

自律神経失調症の症状とそのメカニズム

 自律神経は、私たちの意識とは無関係に体の正常な活動をコントロールする仕組みで、交感神経(日中の活動や緊張そしてストレスへの対応時に働く)と副交感神経(消化吸収や体の修復そしてリラックスする時に働く)から成り立っています。

自律神経は交感神経と副交感神経がシーソーのように働く  交感神経と副交感神経は、お互いがシーソーのようにバランスが取れてこそ正常な働きをしてくれますが、どちらか一方が過剰に働きすぎてしまったり、その切り替えが上手く出来なくなってしまった時に自律神経失調症として症状が現れてきます。(車のアクセル=交感神経とブレーキ=副交感神経と考えても良いかもしれません。)

 自律神経失調症の症状としては、

  • 慢性的な疲れ(倦怠感)
  • 肩こりや頭痛(それにともなう目まいやふらつき)
  • 睡眠障害
  • 過敏性腸症候群と呼ばれるような胃腸の不調
  • 手足は冷たいのに顔がほてる
  • 口のなかの渇きや不快感、息苦しさや喉/胸の違和感

などがあります。

 自律神経は、脳の中の視床下部というところによってコントロールされており、その視床下部は、生物の本能的欲求や感情を司る脳の中心部にある大脳辺縁系と密接な関係にあります。さらに大脳辺縁系は、理性や意識を生み出す脳の表面にある大脳新皮質から影響を受けています。

本能を抑制しすぎると自律神経が混乱してしまいます。  私たち人間は大脳新皮質が非常に発達してますが、理性や意識が過剰に働きすぎてしまうと、大脳新皮質は大脳辺縁系に対して抑制としてのコントロールを強め、その結果として、本能的な欲求が押さえつけられ(欲求不満の状態)、その異常な状態が視床下部を経由して、自律神経に乱れが生じ、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり、症状が体に現れるのです。

うつ病の症状とそのメカニズム

 また、うつ病は気分の落ち込みが特徴的ですが、その深刻さと症状の継続期間によって大きく状況が異なります。よくある症状としては、

  • 気分が落ち込む(悲しい気持ちや何も楽しめない)
  • 食欲/睡眠欲/性欲の大きな変化
  • 頭痛、腰痛、腹痛などの自律神経失調症にみられるような身体症状
  • 自信の喪失や自分を責める罪の意識
  • 自殺願望

などがあります。

 うつ病は、まじめや几帳面そして誠実さなどの性格、セロトニンを始めとするホルモンバランスの変化、自律神経の異常などが大きく関連していると考えられていますが、自分のココロが疲れてしまっている状態、つまり、精神疲労の状態であることには違いがありません。

妊娠、出産など女性の方が、自律神経失調症やうつ病になりやすいので注意が必要  余談ではありますが、ホルモンに関して妊娠、出産、そして閉経を経験する女性の方がうつ病になりやすいことが報告されています。だからこそ、女性の方は、自分のココロの疲れ具合の管理とココロの疲れを解消する方法を身に付ける必要があるのです。

「二人の心」を離さない結婚のルール―「脳のしくみの違い」が男と女をつくる!  マッサージや整体、そしてカイロプラクティックなどの体から刺激を感じる方法は、女性が快や幸せを感じるオキシトシンというホルモンを増加させることが報告されています。(※男女の違いとホルモンの関係について興味ある方は、『「二人の心」を離さない結婚のルール/ジョン・グレイ』を読んでみて下さい。)

 また、最近では男性にも更年期障害があることが言われるようになってきています。その際にもテストステロンというホルモンの減少が関係していることや、症状としてはうつ病と似ているとされていますので、男性の方も少し注意をしてみて下さい。(※ちなみに、男性の更年期障害やうつ病の一番分かりやすい目安は、『朝立ち』をしているかどうかです。一度、確認してみてください。男性パートナーの様子がどうもおかしい時などにも確かめてみると良いかもしれません。)

 これらの症状が気になっておられる方や、自律神経失調症とうつ病について詳しく理解を深めておきたい方には、以下のサイトや書籍が参考になるかと思いますので時間を見つけてご確認下さい。
 うつ病に関しては、『NHKスペシャル うつ病の常識が変わる』は特におすすめです。
NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる (※参考資料1:+自律神経失調症)
(※参考資料2:『NHKスペシャル うつ病の常識が変わる』)
(※参考資料3:メンタルヘルスのサイト)

 基本的なことを確認していただけたかと思いますので、引き続きもう少し詳しく解説しながら、創楽カイロ研究所での対応などをご紹介させていただきます。

 次は、『自律神経失調症とうつ病について02』へお進み下さい。

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